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そば打ちと日本酒仕込み体験(揚津棚田オーナー制度)レポート

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11月8日、11月29日。
11月は揚津集落にて恒例の「揚津棚田オーナー制度」行事で、そば打ち体験と日本酒仕込み体験がありました。高郷プロジェクトのフィールドワークとして、スタッフで参加してきました。

高郷のみならず、広く喜多方ではそばがおいしいのです。
11月8日のそば打ち体験では、オーナーさんが気持ち良くそばを打てるよう茹で湯を沸かしたりそば粉の準備をしたりするところから始まります。

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これまでの棚田オーナー制度の中でも、イベントの様子を見てお手伝いを申し出てきたスタッフでしたが、集落の方の手際のよさで何も手伝うことがないほどでした。ですが、11月8日のそば打ち体験は違いました。

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オーナーさんが打ったそばを茹で、お湯を代え、水でしめ、などの水周りのお手伝いをさせてもらったものの・・・目が回るような忙しさ!
集落のお母さんがアルミ鍋1つで茹でるそば。そのうしろに打ったそばを持って並ぶオーナーさんの長蛇の列・・・1時間ほどぶっ続けで茹でたでしょうか。そんな中でも、絶えずおいしい茹で具合を見極める斎藤ヤイ子さんの手加減はさすがでした。

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会津では、そば打ち道具を一揃い持ち、打つのも茹でるのも家庭でという家も珍しくありません。「ここ揚津集落のそば出汁は鶏ガラを入れるんだよ」と、そば茹で担当の斎藤ヤイ子さんから教わりました。揚津集落のそばにも長い歴史がありそうです。

なお、揚津集落では、集落メンバーで東京日本橋にある福島の情報発信と物産館「MIDETTE(ミデッテ)」に、そば打ち実演販売に出張することもあります。折標高300mの高地で取れる揚津のそばは絶品で、次回販売がある際は森のはこ舟FBでもお知らせしようと思います。
このブログを見ている方も召し上がれる機会があるかもしれません。

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11月29日は、夏にオーナーさんが田植えをした揚津の棚田で取れた米を使ってつくる、日本酒仕込み体験がありました。
今回の体験場所は揚津集落のいつもの集会所ではなく、高郷町内にある酒蔵「会津錦」です。

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会津錦は、会津弁を用いたユニークな名前のお酒とその特徴ある味わいで有名な酒蔵です。
「こでらんに」(会津方言:こたえられない、最高だ)、「さすけね」(会津方言:大丈夫だ)など。

蔵元の方に案内いただき、普段はなかなか入れない酒蔵の中に入ります。
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110度で40〜50分かけて釜で蒸したという、もちもちしたお米が流れてきます。
この米のかたまりの部分を手でポロポロになるようほぐします。既に冷まされており熱くはありませんが、固くてなかなかに根気がいる作業です。

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ポロポロにしたお米を布にて受け止めます(※普段はこの工程はなく、送風機で仕込みのタンクまで飛ばしているそうです)。
精米歩合は70%(米の表層部分を重量の30%削ったということ)と蔵元の方から説明を受け、改めて日本酒は大事に飲まねばとの思いが強くなりました。

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櫂入れと呼ばれる作業で、蒸米を潰さないようにかき混ぜ、発酵の手伝いをしているところです。

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最後に蔵のお酒を試飲をしたのちは、精米した時に出た米粉のうれしいお土産も!
揚津集落で林業に携わる冨田裕幸さんも来ていましたが、車で来たことをしきりに嘆いていました。仕込んだ日本酒はオーナーさんの元に後日届けられるようです。

高郷プロジェクトで4回ほど参加させてもらった棚田オーナー制度も、この日本酒仕込み体験にて今年はおしまいです。揚津集落のみなさん、お世話になりました。

(喜多方WG 佐川友美)

2015.11.29

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