Blog

黄金町バザール「宮前正樹とワークショップ展」見学

PA185155

10月17日、横浜市黄金町にて行われているアートプロジェクト「黄金町バザール(制作期間2015年8/1〜9/30、展示期間2015年10/1〜11/3)」に喜多方スタッフが行ってまいりました。

喜多方エリアで「高郷プロジェクト」を継続中の稲垣さんが関わる特別プログラム「宮前正樹とワークショップ展」を見学するためです。

PA185189
PA185185

宮前正樹さんは、1980年代から1990年代にかけて東京を中心にアート活動をされていた方で、2000年に43歳の若さで亡くなられました。「ワークショップの手法をアートに取り入れる」活動を展開され、1990年代当時先駆的な試みとして注目されました。

宮前さんと同僚の方がつくられた稚内北星学園大学(北海道)の「メディアと表現」の授業を、宮前さんが亡くなったのち2003年に稲垣さんが後任されたことが、稲垣さんが宮前さんのことに取り組むきっかけになっています。

12196056_1156542851027382_5155749142142775568_n

この日はトークイベントも行われましたが、稲垣さんが残した次の言葉が印象的でした。
「彼の痕跡を、時代を追って追いかけていくと、アーティストとしての活動形態や80年代、90年代と現在との美術に対する考え方の変化が宮前正樹という鏡に映されて見えてきます。宮前さんは、時代を意識しながら美術と関わってきたということがあると思うので、そういうことをすごく感じるわけです。」

「どのような人生も尊敬するに値する」
個人に注目し、個人を写し鏡として地域を示したり普遍的な問題を浮かび上がらせていく、稲垣さんのアート活動の一端に触れた「宮前正樹とワークショップ展」見学でした。

「高郷プロジェクト」では、活動の中で森とともに暮らす魅力的な方々との交流が重ねられてきました。稲垣さんを通して「高郷の森の人々」がどのように作品として表現されていくのか、今後の展開にご期待ください。

(喜多方WG 佐川友美)

2015.10.17

ページTOPへ