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高郷フィールドワーク、富士山山開きのお手伝いのための下見

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今年度始まりのフォーラムが終わった翌日の5月17日、
高郷町の小土山集落で再来月に行われる富士山山開きに備え、稲垣さんと喜多方スタッフで下見に行ってきました。
山開き当日は、稲垣さんが法政大学で受け持つゼミの学生約20人を連れ、小土山集落の方のお手伝いを兼ね、集落のリサーチを行う予定です。

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富士山は標高508メートル、三等三角点をもち、3つあるどの登山口から登っても30分程度で登ることができる山です。
隣り合う山として立岩山があり、富士山と背比べをして富士山が勝ったとの伝説が残っています。

今回は本番を想定し、立岩集落内にある立岩口から登りました。
ほかの登山口として、泥浮口、漆窪口(いずれも西会津町側)があります。

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ナラ林が広がる登山道は、道幅は広いものの、傾斜が多少急で、息が切れます。
積雪で折れたのか、進路をナラの木や枝が塞いでいる箇所がいくつかあり、気をつけて進んでゆきます。
里山の自然を満喫したハイキングをしているようでした。
この景色の中に他のアーティストとコラボして彫刻作品を置いても面白そう、など、稲垣さんからアイディアがいろいろと出て来ます。

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缶があちこちにぶら下げられていたり、落ちていたりしました。
最初はゴミかとも思ったのですが、どうやらこれは目印になる他、クマよけに叩いたりもできる、一石二鳥なもののようです。
些細なことかもしれませんが、山と付き合う上での知恵を思いました。

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展望台を抜けると、スギ林に囲まれたふかふかとした道がありました。
空が少し見え、展望が開けてくるのを感じます。

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予想時間の30分よりも短く、25分ほどで頂上に着きました。
前回鳥屋山に2時間30分かけてしっかり登ったことを考えると、富士山はあっという間に登れる山だったように感じます。

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帰路は、来た道を戻る予定でいましたが、帰り道がわからなくなり、
木々をかき分けて見つけた道を降りた結果、泥浮口に下山していました。
この後、もと来た立岩口に戻るまで、60分ほど舗装道路を歩いたのですが、図らずとも、再来月行われる富士山山開きのルートと同じ行程を歩いたこととなりました。

7月12日山開き当日は、稲垣ゼミの学生は、小土山集落のお手伝いを中心に、山には登らない予定でした。
しかし、今回の下見で登山が想像したよりもかなり容易ということが分かり、学生に登らせてみてもいいのではないかという考えも出てきました。

なにが作品として提案できるのか、集落の人の思いと重なる部分はあるのか、まだ未知数ですが、現場に何度も足を運ぶことで、より高郷町の土地や人とコラボし、現地の人によりフィードバックもできる作品づくりができると稲垣さんは考えています。

稲垣さんと稲垣ゼミ生による、小土山集落リサーチがより充実するであろうことを感じる、本日の富士山下見でした。

(喜多方WG 佐川友美)

2015.05.17

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